U15・19日本選手権 報告
2020年10月17日(土) 岐阜県海津市 長良川特設会場にて、U15 U19日本選手権が開催され、群馬から3名の選手が出場しました。
コロナ禍、そして非常に寒い雨中での厳しいレ-スとなりました。 以下レポートです。
【U19日本選手権】長谷川菜奈(13位/23人中)
スイムは途中までは隣にいた選手について行けましたが、最初に混み合っていたところから抜け出す際に体力を使ってしまい、後半に多くの選手にかわされてしまいました。またスイム後のトランジションではウエットスーツを脱ぐ時に、後れを取り戻そうと気持ちが焦ってしまい、手こずってしまいました。
ただそこからは心を切り替えて、今からできる一番良いレースをしようと考えることができ、バイクはラスト一周で集団を切ることができました。バイクではほとんど集団の先頭だったため、かなり疲れがありましたが、ランは全て力を出し切ってゴールできました。初めてのスプリントレースで臨機応変にレースを進めることの難しさ、また実力不足を痛感しました。 多くの課題を見つけられたので克服できるよう頑張ります。応援よろしくお願いします。
【U19日本選手権】中島星南(20位/23人中)
スタ-トラインに立ってからスタ-トまでの時間が思ったより短かったのでタイミングが取れずに少し出遅れてしまいました。しかし結果的には集団の中であまり混雑していない所で泳げました。
ただ久しぶりのレースだったので感覚が鈍っていてペース配分がうまくいかなかったです。
スイムからのバイクへのトランジションはスムースに出来たものの、スイム終了の順位が最後の方だったので集団に入って走ることができず、そして気温が低かったためスピードを出せば出すほど寒く、指の感覚がなくなりギアチェンジができなくなりました。
バイクからランへのトランジションでは指の感覚が無く、靴を履くのに時間がかかってしまいましたが、個人的には3種目の中でランが一番良かったです。雨が降っていたので折り返し地点に池があったけど、それ以外は走りやすいコースでした。高校では陸上部に所属しているので、先輩が引退する前に多くのことを吸収して、来年は農大二校の陸上部らしい走りをしたいです。
普段の練習ですが、高校にはトライアスロン部が無いので、週末にトライスロン協会が主催している練習会に参加しています。部活やスイミングクラブの練習とは違いトライアスロン用のメニューを組んでくれるので、すごく為になって、トライアスロンの競技力の向上に繋がったと思います。ありがとうございました。
【U15日本選手権】久保田大翔(27位/30人中)
U15は雨天により水温が基準に達せず、デュアスロンになりました。得意のスイムがなくなってしまったのと、雨天時でのバイク走行、ドラフティングの経験がないため、スタート前はとても心配でした。
1STランは1250mと短かったので周りのハイスピードにも付いていくことが出来たのですが、トランジッションで一息ついている間に集団においていかれました。そして、バイクスタート時には3~4人の集団で前を追おうとしたのですが、ここでも水分補給をしている間に行かれてしまい、後ろを待つことにしました。一人後ろから追いついてきたため、二人でローテーションをしながら走りました。2stランでは、スタート時から疲れがたまっていたため、最後までペースを上げることが出来ずにゴールしました。
レースを振り返って、結果はいいものを残せませんでしたが、自分にとっては得るものが多かったレースでした。スイム以外の練習不足ということは分かっていましたが、結果的にスイムがなくなっても、最後まで落ち着いて望めたと思います。また、今回初出場だったので、今までの大会とは比べものにならない緊張感を周りから感じ、とても刺激を受けました。また私は、スイム(今回はラン)の後のバイク、バイクの後のランが種目ごとのスピードよりもはるかに遅くなってしまいます。そのため、レースが始まる前に、最後までの流れをイメージしたり、後のことを考えながら走ったりし、後の種目で落ちすぎないような工夫をしていきたいと思います。そして、バイクとランの強化を、スイム練習とのバランスを考えて行っていこうと考えています。
最後になりましたが、私がこのような経験ができたのは、トライアスロン協会の佐藤コーチ、そして共に練習をしてアドバイスをくれる先輩方のおかげだと、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。